雁木
gangi
1. のこぎり形の配置の総称。
2. 雁木造、雁木通ともいう。石造の段がついたもので江戸時代の荷揚げ場で最も普遍的な形式。一方で単に斜面の石畳は流垂形という。
3. 日本海側の多雪地域において民家から深く出された庇で、積雪期の通路として公道に指定されている部分。古くは私有地であったとされる。
4. 富山県の町屋で二階の軒下に出ている袖壁。他地方における袖卯立と同義である。
5. 紀伊半島の熊野川・北山川の山村の民家で雨除けとして軒先などから垂らされる板壁。
6. 木造の桁や梁の上にある桟。
7. 木挽用の大鋸の一つ。江戸時代から普及した。
8. 太く目の粗い鑢。雁木鑢ともいう。
9. 雁木棒。
10. 雁木文、又は雁木輪文の略称。
11. のこぎり形に加工した板や角材の総称。
12. 室町時代後半の樵夫が用いていた大型の鋸。「がかり」ともいう。
13. 奈良県吉野地方において木材を横に並べた道。山から材木を下ろすのに用いる。
14. 主に、中部地方より西側において石段のこと。
参考文献1. p99, 参考文献2. p329.