木鼻
kibana
社寺建築で、頭貫などの水平材が、柱などの垂直材の向こう側に突き出ている部分。同材から造るほかに別材で造られることもあり、この場合は「掛け鼻」と呼ばれる。「鼻」は部材の端部を指す「端」と同義である。木鼻の種類には大仏様(天竺様)と禅宗様とに大きく分けることができ、どちらの様式も鎌倉時代から室町時代にかけて次第に変化した。大仏様(天竺様)では先端が長く伸び、繰形も次第に動物を模るようになった。一方で禅宗様では初め簡素な渦巻状の繰形であったのが、徐々に葉や雲などの絵様を持つようになる。
参考文献1. p265, 参考文献2. p369. 参考文献3. p138-139.
承天寺(所在地:福岡市博多区博多駅前1-29-9)