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下地窓したじまど

shitajimado

助枝窓とも書く。又、「かきさし窓」「塗残し窓」「塗さし窓」ともいう。土壁つちかべの一部を塗り残して露出した窓。実際の壁下地とは別に作られる。小舞(こまい)には煤竹すすたけ錆竹さびたけ平割竹ひらわりだけ・皮付きのよしはぎの茎を外側からは縦、内側からは横に並べ格子状とし、藤蔓ふじづるを巻き付けて結束し、内側には掛障子かけしょうじ又は引障子ひきしょうじを設ける。縁は角張らせず、丸く塗る。主に茶室ちゃしつ数寄屋造すきやづくり、稀に書院造しょいんづくりにも見られるが、元々は民家の窓に用いられていた。茶室においては、千利休せんのりきゅうが田舎の民家の窓を参考にして取り入れたのが始まりとされる。

参考文献1. p296, 参考文献2. p704, 参考文献13. p179-180, 参考文献14. p18.

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松風庵、床の間(とこのま)(所在地:福岡市中央区平尾3-28)

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松風庵、腰掛待合(こしかけまちあい)。角が丸く塗られ、竹は藤蔓で結束されている。(所在地:同上)